みなさんこんにちは!
ゲシュタルト・グループセラピーにようこそ。
日本では、「ゲシュタルト療法」も「グループセラピー」も、あまり馴染みがないかもしれません。
ゲシュタルト療法は、1950年代頃から、欧米を中心に発展してきました。大きな視点で眺めると、ゲシュタルト療法は「人間性心理学」や「ヒューマンポテンシャル・ムーブメント」といった、人間の成長や幸福に焦点を当てた心理学の潮流に含まれています。
ゲシュタルト・グループセラピー(Gestalt Group Therapy: 以下GTT)は、ゲシュタルト療法のアプローチをグループセッションに適用したものです。このグループセラピーは、個人カウンセリングでは得られない独自の利点を持っています。例えば、グループ内の他のメンバーの体験や感情に共感することで、メンバーは自己の課題や感情をより深く理解し、共感とサポートの中で成長する機会を得ることができます。
このアプローチは、さまざまな課題や悩みを抱える人々に対して有効です。自己受容、対人関係、トラウマの解決、自己成長など、幅広いテーマに対応することができます。
継続的なグループセラピーは、ひとつの旅のようなものです。
皆それぞれの人生の旅を生きていますが、その旅路でたまたま出会った人たちの集まりが、このグループです。
「人生は旅のようなものだ」(LIFE IS A JOURNEY)と言われることがあります。
ひとそれぞれ、困難もあれば、苦しみもあるし、喜びや幸せもある、そういった旅を生きています。それぞれの旅がどこかで交差することもあれば、別の方向に歩んでいくこともあります。
ときどき旅の宿で立ち止まって、そこに集った人々が、囲炉裏端で自身の旅について語り合うような営みがグループセラピーです。
苦しみを共有することもあれば、旅の道中で得た何かをシェアしてくれることもあります。
旅の仲間がいること自体が、人生のサポートになります。
また、旅の仲間の体験談が、自身の旅の得がたい手がかりになることもあるでしょう。
皆様の(そして私たちの)未知なる場所への旅に同行できることに、わくわくしています。
実りの多い旅になりますように!
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